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田中 振一朗
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タイガーのスイングヒストリー31

週のGOLFWebTVは、宅島プロの頭上からのスイング分析でわかったことを元にレッスンした結果、なんとヘッドスピードが約38m/sから40m/s以上に上昇した、ということで、何を変えたらそんなに急にヘッドスピードが上がったのか?という内容です。ヘッドスピードで2m/sくらい上がると飛距離は11yくらいは飛ぶ計算だし同時にアイアンの飛距離も伸びることになるので、結果、ミドルのセカンドで持つクラブが2番手くらい短くなる、今まで6Iだったところが8Iで打てる、ということになるので、これがどれほど大きな差になるかが想像できると思います。

宅島プロは去年の春頃のヘッドスピードが37ちょいくらいだったので、それからすればかなりの成長です。しかし、そう簡単には行きません、やはり、スイングを変えるにはいろんな意識を変え、その変化に慣れる必要があります。また、実際にはそういった意識的な変化を無意識にできるレベルまで馴染ませて始めて試合で効果がでる、といったことになります。だから、その後、ニュースイングで試合に出ましたが、結果は芳しくありませんでした。従ってスイングを元に戻す、みたいなことになり、本格的な改造はオフになってから、ということになるわけです。そんなわけで、今回のオフにはかなりの改造と定着ということができれば、春以降には少し成果が出てくるかもしれない、といった状況です・・・

タイガーのスイングヒストリー、テイクバックでシャフトが水平になった位置では、グリップの浮き上がりが減りスイングは良くなっていました。

上の図はトップ直前あたりで左腕の角度がほぼ同じくらいのところです。明確な違いは以前に比べてリストコックされている点です。また、グリップの高さが明らかに低くなっています。つまり、フラットになっています。また、以前に比べてレイドオフ方向に腕がローテーションしています。これは、左手の甲の向きでわかります。前の方がクラブが立ち上がっていた、ということです。

ブッチはノーマンのスイング改造を行い、多くの成果を出しましたが、あのマスターズの悲劇で歴史的な大逆転負けを演じさせる結果も出しました。ノーマンのスイング改造でも、ブッチは腕の振り上げを抑え、フラットなトップに改造したのですが、結果はそういう大失敗でした。どうしてそうなったのか?私が思うには、ノーマンの場合、トップでのクロスを直さなかったからか、もしくはトップでは少しクロスかパラレルくらいが正しいと誤解していたからではないかと思っています。だから、ノーマンのスイングは、最後までクロスが直っていませんでした。ノーマンほどの能力なら、直そうと思えば直せたはずですが、そうしなかったのはそういう指摘がなかったからだとしか考えられません。

ただ、タイガーのレッスンでは、最終的にレイドオフトップに変化するので、トップの考え方が変わったと考えられます。そんなふうに、世界のトッププロやトップコーチでも、スイングの何が正しいのか?理想なのか?ということはわかっていないわけです。どしてわからないのかというと、基準がないから、ということになるわけですね。

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| コラム | 10:02 | - | - |
タイガーのスイングヒストリー30

日は火曜日なので、世界ランクが更新されています。先週の世界ランクポイント対象試合は、ソニーオープンインハワイ(48)BMW SAオープン(32)レベルスポーツマスターズ(7)の3試合でした。今週の世界トップ10は・・・

というわけで、世界トップ10に変動はありませんでした。今週の日本トップ10は・・・

というわけで、あまり大きな動きはありませんでした。小平選手はちょっとマスターズから遠のきました。

タイガーのスイングヒストリー、テイクバックの動きは、基本変化が見られませんでした。

上の図はシャフトが水平の位置です。この位置での違いは、グリップの高さの違いがわかると思います。ノーコック時代の方が、少し高い、28歳の頃の方が少し低い、グリップが地面に近い、ということがわかると思います。これは、左の図の頃のバックスイングでは、グリップが浮いていたことを思い出してもらえるとこの違いの原因がわかるでしょう。28歳の頃はグリップの浮き上がりがなくなり、体の回転でのバックスイングがより完成されていることがわかります。そういう意味でも、この頃の方がスイングの完成度が高いことがわかります。しかし、それでも体の痛みは治らなかったから、タイガーはブッチとお別れすることになったと考えられます。果たして、何が直らなかったから痛みが治らなかったのか?もちろん、外科的手術が必要なほど怪我が悪化していたことも否めないでしょう。しかし、それでも悪化を回避する方法はあったはずであることが、今後わかるでしょう。

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| コラム | 12:20 | - | - |
タイガーのスイングヒストリー29

ニーオープンインハワイ最終日、午前8時半現在、片岡選手はイーブンのプレーで通算−8(13)は33位タイ、今平選手は通算−2(10)で65位タイです。首位はホージが-16(8)です。

タイガーのスイングヒストリー、1993年から2003年まで、タイガーはブッチのレッスンで二度の大掛かりなスイング改造を行いました。結果、2001年頃には多くの新記録を生み出しました。しかし、それなのにタイガーはブッチとの決別を決意します。しかも「もうブッチに習うことは何もない」という捨て台詞でお別れしました。あれほど素晴らしい結果が出せたのになぜそんなことになったのか?それはブッチと取り組んできた改造の中身を見れば理解できた人も多いと思います。果たしてブッチとの改造の最終形のスイングとはどんなスイングだったのか?昨日はセットアップを確認し、お手本的な形でした・・・

上の図はテイクバックです。どちらも手先を使わず肩の回転で行い、腕と肩でできる三角形がキープされています。また、下半身はほとんど動いていません。しかし、よく見ると手首の形が少し違います。ブッチとのノーコックスイング時代である左の図では、手首が少し折れ曲がったような形です。これは、フックグリップだったためにこうなっています。2003年の方はスクエアグリップなので無理のない自然な形になっています。

ジュニア時代と比べると、手首の形はほとんど同じです。それは、どちらもスクエアグリップだからです。一点違うのは、ジュニア時代は頭が少し右に流れていたところ、28歳のタイガーは流れていない、という点でしょう。従って、どちらかというと16歳の頃のスイングに戻っているといえる改造であることがわかりますね。

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| コラム | 08:34 | - | - |
タイガーのスイングヒストリー28

週のトーナメントはソニーオープンインハワイ三日目、片岡選手は12Hまで8位タイだったのですが、13Hでトリを叩いて急降下、最終ホールでバーディーとしたものの、この日-1は通算−8で21位タイでした。今平選手も残り1Hで+1は通算-1で暫定68位タイ、首位はハーマン(16)とキザイア(F)、ホージ(17)が-15です。

タイガーのスイングヒストリー、97年のマスターズでの優勝後、スイング改造を始めたタイガーは、99年の時点で昔のようなコックを使ったタメのあるスイングに改造中でしたが、中途半端な状態でミスも多くでていました。その後、スイングはどうなったのでしょうか?

上の図右は、2003年頃のタイガーです。この頃は、ブッチとの関係が終了する頃で、ブッチとのスイングの最終形ということになります。この後はヘイニーとのスイングということになりますが、果たしてブッチとの最終形は、どんなスイングだったのか?まずはセットアップですが、セットアップを見る限り、それほど変化はなく、スタンスがやや広くなり、グリップがスクエアに戻った、という程度の変化です。わりとお手本になる癖のないセットアップと言えるでしょう。果たしてスイングはどうなっているのか?明日以降をお楽しみに!

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| コラム | 09:06 | - | - |
タイガーのスイングヒストリー27

週のトーナメントはソニーオープンインハワイ二日目、午前10時現在、試合はまだ進行中ですが、宮里、小平の賞金1位2位の二人は予選落ちが確定し、小鯛選手も予選落ち確定、片岡選手は8Hをラウンドして通算-6は12位タイ、今平選手は6Hをラウンドして通算-3は48位タイです。カットラインは-2くらいなので、二人予選通過できるかもしれない状況です。首位はハーマンが-13、JTは-6、スピースは-3(10)などです。

タイガーのスイングヒストリー、フォローでは、初期の改造前の悪い状態が復活していることがわかりました。

上の図はフィニッシュですが、見た目の違いはシャフトアングルで、少しアップライトに振りぬかれたフィニッシュ変化しています。これは左への引っかけを軽減するためにヘッド軌道が修正された結果でしょう。だから、この頃のフィニッシュには、ほとんど変化がないと言ってもいいと思います。

16歳の頃のタイガーは、左ひざが曲がり、左足はベタ足でした。しかし、この頃は、ちょっと見にくいですが、どちらも両膝がピンと伸び、左足の内側がめくれ上がるフィニッシュになっています。何よりも左ひざへの負担を減らすことが重要で、そのためには左ひざを突っ張ることのないスイングにする必要があったはずですが、その点は変わっていないようです。だから、その後も膝はどんどん悪化していきました。

体のどこかに痛みを感じたら、それは何か異常な動きがあると考えていいでしょう。どこが痛いのか?どの瞬間に負荷がかかっているのかを調べ、早めに対処するようにしましょう。

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| コラム | 15:41 | - | - |
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