CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>


人気ブログランキング
ブログランキングバナー

RECOMMEND
週刊パーゴルフ 2015年 8/25 号 [雑誌]
週刊パーゴルフ 2015年 8/25 号 [雑誌] (JUGEMレビュー »)

グラビティプレーン理論によるレッスンが掲載されています。
RECOMMEND
ALBA TROSS-VIEW (アルバトロス・ビュー) 2013年 4/11号 [雑誌]
ALBA TROSS-VIEW (アルバトロス・ビュー) 2013年 4/11号 [雑誌] (JUGEMレビュー »)

グラビティープレーンを目指そう!掲載誌です。
RECOMMEND
グラビティプレーン理論 クラブの動き編
グラビティプレーン理論 クラブの動き編 (JUGEMレビュー »)
田中 振一朗
スイングの真実を知りたい方に!




ARCHIVES
CATEGORIES

COUNTERS
Total
Today
Yesterday

<< レッスン公開106-16 | main | レッスン公開221-20 >>
レッスン公開106-17

スターズも終了し、いよいよ今週から日本の男子ツアーが始まります。マスターズを見ていたら、多くのトッププロのスイング傾向として、昔より手の振り上げが小さくなっている傾向を感じた人も少なくないかもしれません。タイガーにしてもそうですが、ウェストハイゼンとかダフナー、はたまたメイハンなど全体としてスイングがフラットになる傾向があるのは間違いないと思います。トム・ワトソンやカプルスの時代とは違ってきているようです。

ただ、唯一非常にアップライトなスイングだったのは、優勝したババ・ワトソンです。ババのスイングはかなりアップライトなので、昨今の傾向とは違っていますが、どうしてそれでもマスターズに勝てたのか?

マスターズのコースは、一般にドローやフックヒッターに有利なコースと言われます。コースの多くが左に曲がっているのでしょう。しかし、それは右利きの人の話です。左利きの人にとっては、全体としてフェードで攻めるコースで、最終ホールだけはドローが必要なホールということになります。

でもってババはフェードヒッターです。だから、オーガスタナショナルは非常に攻めやすいコースに感じるはずです。皆さんも、大多数の人がスライサーなので、右に曲がっているコースの方が回りやすいと感じるのに似ています。

さて、ババがなぜフェード、或いはスライスヒッターなのかというと、身長が190もあってグラビティプレーンは低い位置にあるはずのババが、手を高く振り上げることでグラビティプレーンよりもかなり鋭角にスイングしているであろうからです。

今回の優勝は、ババがミラクル年齢でのミラクルプレーがあったことが重要な要素ではありますが、スイングとグラビティプレーンの関係からも、ババがこのコースを得意としていることが想像できます。実際彼は過去4回のマスターズで予選落ちは一度もなかったのです。

ところで、ババがドライバーを構えると、なんだかドライバーなのにとても短く見えますよね?多分、ババにとってのドライバは、私たちにとってのクリークくらいの感覚かもしれません。でもって、重さは私たちにとってのレディースのクラブのような軽さを感じて振っているのではないでしょうか。残り200yでも7Iとか、もっと短いクラブだったりすることもあります、それでいてショートゲームも上手だとしたら、この先日本人はどう戦っていけばいいんでしょうね?しかし、今回のマスターズでがんがったウェストハイゼンは身長が178で体重も72kということで、日本人に近い体格であれほどがんばりました。だから、日本人だって、彼のようなボディースイングを身につければ戦えるはずです。確かにババとの飛距離の差はかなりありましたが、ババは特殊なのでそんなことで張り合っても勝ち目はありません。しかし、ルールとして、クラブの長さは、腕の長さを含めた長さとして制限してもらえるとありがたいんですがね〜、まあ、そんなルールは無理でしょうから、やはりしっかりとしたボディースイングしかないようなので、今日もそんなスイングを皆さんにもマスターしていただけることを願いつつ、レッスン公開です・・・

人気blogランキング

ツイッターはこちら→glosgolftanaka

10度くらいフラットなトップになったAHさんでしたが、セットアップの変化で右足の踏ん張り具合も改善していました。

そして、ダウンでは、以前は頭が左に動いていました、レッスン後は頭が動かなくなっています。これは、骨盤と頭の関係が改善された結果でしょう。また、フラットなトップになったことも影響していると考えられます。

上の写真では、いわゆるタメに変化が出ています。レッスンでは、コックを解かずにローテーションするダウンスイングを説明しますが、こういった変化はその説明だけで出来るものではありません。

実際、コックは解かずに振りぬくと言われても、そんなことしたら当たらない、振り遅れる・・などといった感想を持っている方も少なくないでしょう。どうして不可能だと感じるのかと言うと、今回のAHさんのように手を振り上げているからである人が多いと思います。だから、トップでのグリップの位置をちょっとフラットにするだけでも、リリースの感じというのは変化するので、正しく出来ているか出来ていないかは気にせず、とりあえずいろいろな方法でトップの位置を変化させ、違ったトップがダウンにどう影響するのか?っていうことを研究してみるのも一考です。試してみて下さいね。

人気blogランキング

ツイッターはこちら→glosgolftanaka

| レッスン公開 | 15:04 | comments(2) | - |
コメント
お世話になります。先生に指摘していただいたトップの位置がラウンド中には段々と大きくなろうとしてとして困ります(笑)身体に浸みこんだ癖というのはなかなか直りませんね。スタート直後は身体もまだ温まっていないのか、いいショットになるのですが、中盤あたりから大きく手を振り上げるようになって、身体が大暴れしてOBショットの連発で沈没です(涙)
話は変わるのですが、この間女子の佐伯三貴選手のFWのティーショットをテレビで見て、トップがさらにフラットになっているように思いました。ダウンからインパクトまでボディーターンで素晴らしいスイングだと思いましたがいかがでしょうか?
| クロ | 2012/04/12 1:43 PM |
クロさん
 いつもありがとうございます。ラウンドではどうしても戻ってしまうのは、タイガーも同じようです。しかし、がんばって繰り返していくと、自然になってくるのでご安心下さいね。
 佐伯選手は某コーチを離れて本当に良かったですよね。確かにスイングもボディーターンで、良くなっていると思いますよ。
| グロス | 2012/04/12 6:34 PM |
コメントする