今週のGOLFWebTVは、大地プロのスイングを参考にグラビティプレーンの活用法というか、スイング改造の注意点というか、そういうお話です。大地プロのスイングは、二年前のスイングと現在のスイングとを比較して説明しています。
内容は、大地プロの場合、セットアップが深くハンドダウンが強い傾向がありトップが高いというのが特徴で、そこからフェードを打っています。それをもっとフラットなスイングにすることで、体の回転力を活用しやすくする、腕の動きを減らして安定度を増す、ということを実現したいと考えています。それはこれまでのGOLFWebTVでもずっと説明してきた通りです。
セットアップでの調整にもいろいろな項目がありますが、グラビティプレーンとの関係を変える方法としては、前傾角度を変える、ボールとの距離を変える、重心の前後位置を変える、といった方法があります。そして、何れかの方法でグラビティプレーンとセットアップの関係が変化したとすれば、それまで通りのスイングでは、ナイスショットになりません。
熟練者になるほど自然にオングラビティプレーンに近いスイングをしているものなので、グラビティプレーンの位置が変化しても、変化前の位置を通過するスイングをしてしまうのでミスになりやすいのです。大地プロの場合でいえば、セットアップをアップライトにしたことで、グラビティプレーンが体のより低い位置を通過しているのに、実際のスイングは以前のプレーン位置に近いヘッド軌道になるので、結果としてボールが捕まらなくなってしまうわけです。それは、今回トラックマンでの数値測定の結果とも合致していて、グラビティプレーン理論の正しさを証明する結果となりました。
だから、皆さんはトラックマンを買うわけにもいかないでしょうから、スイングを撮影してスマホアプリでグラビティプレーンを描いて観察するだけで、なぜそうなるのか?なぜそういうミスがでやすいのか?などが簡単にわかるので、是非、グラビティプレーンを活用して、無駄のないスイング改造をしてください。しかし、どう修正すれば適切かというのは、やはり独力では難しいので、お早めにレッスンに来ていただいた方がいいですよ。ということで、今日もレッスン公開をお楽しみください・・・
今日もご覧下さいまして、ありがとうございました。お手数ですが人気ブログランキングのクリックをお願いしております。何卒よろしくお願い致します。
人気blogランキング←
毎度ありがとうございます。
SDさんのテイクバックは、セットアップの変化によって、安定感のあるバランスの取れた動きに改善していました。
上の図は、9時の位置ですが、バランス感がとても良くなって安定してます。以前はバランスが崩れて左に傾き不安定でした。
後方から見ると、以前はプレーンのかなりアウトにヘッドが上昇していましたが、レッスン後はプレーンに近い位置を上昇しています。
この違いは、セットアップやバックスイングの体の使い方の違いもありますが、大きな違いは、以前は「真っ直ぐ引く」という意識でバックスイングした結果、バランスが崩れ、スイング全体も崩れてしまっていた、という点です。真っ直ぐ引くための方法は、先週のGOLFWebTVで説明したように、グリップが浮かないことが重要です。以前のSDさんは、グリップが浮いていましたが、レッスン後は浮かなくなったので、正しく真っ直ぐに引けるようになった、ということです。みなさんも、動画での方法を実際にやってみて、正しくできているかを確認してみてくださいね。
レッスンのお問合せ、お申込みはこちら
今日もご覧下さいまして、ありがとうございました。お手数ですが人気ブログランキングのクリックをお願いしております。何卒よろしくお願い致します。
人気blogランキング←
毎度ありがとうございます。