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田中 振一朗
スイングの真実を知りたい方に!




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世界の青木誕生スイングヒストリー18

ニーオープンインハワイ三日目、午前9時頃、試合はまだ最終組が6Hをプレー中です。首位はクーチャーが-15、松山、今平選手は−6で25位タイ、稲森選手は-3、星野選手は-1、池田選手と小平選手は予選落ちでした。スピースも予選落ちでした。

昨日は、71年から74年の3年間での変化について、何が変わったか?ということでしたが、考えて頂けたでしょうか?

上下の図は、昨日の図ですが、3年前のダウン(下)との違いは体の傾きです。以前は背軸が右に大きく傾いていましたが、3年後は傾きがなくなって、かなり垂直に近いイメージになっています。上の図は背景の木が左に傾いて見えるので、図自体が全体に左に傾いているのですが、それでも体の右傾斜はかなり減っていると考えられます。体の傾きが減ることで、肩のラインも水平に近い傾きに改善しています。

ダウンで体が右に傾くと、クラブが寝てインサイドからまくるように入ってミスになります。それを嫌って体を傾けないように改造したわけです。以前に比べ、なんとしても左には行かせない、という強い意識が感じられます。

多くの人は、ヘッド軌道を変えようとして手先で調整しようとします。しかし、それでは安定しないのですが、解決策がわかりません。青木プロのように体の軸ということに注目することが大切です。スイング中の体は少し右傾斜ですが、右傾斜しすぎないようにすることが大切です。優れた選手は手先でなんとかするのではなく、まず軸というものを大切にします。

それではここでクエスチョンです。青木プロは、どうやって軸の傾きを減らしたでしょうか?スイング不思議発見!

草野「さて、青木プロは体の傾きを減らすことでフックさせないように改造しましたが、一体どうやって体の傾きを減らしたのでしょうか?」
黒柳「それはバックスイングで何かを変えたのか、それともダウンスイングですか?」
草野「ダウンスイングで変えたことをお答えください」
野々村「それはこの図を見ればわかることですか?」
草野「はい、この図をよく見ればわかると思いますよ」
坂東「これ、よく長嶋さんが言ってたやつですよね?長嶋さんがよく「バンッとやれ!バンッだ!」って」
草野「はて、それが何かはわかりませんが・・・それではシンキングタイムスタート!青木プロは体の傾きを抑えることで、フックを修正しましたが、一体どうやって体の傾き過ぎを修正したのでしょうか?というのがクエスチョンです。」
坂東「なんでわからんかなぁ〜・・バンッ、ゆうたらあれに決まっとるがなぁ、ほんばぼ〜」
というわけで、皆さんもご一緒にお考えください・・・

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| コラム | 11:24 | - | - |
世界の青木誕生スイングヒストリー17

ニーオープンインハワイ二日目、午前八時半現在、試合はまだ進行中です。首位はクーチャーが-14、松山選手は-4、今平選手は-8、稲森選手は-3、星野選手は-2、小平選手は+3、その他の選手はプレー中です。

青木プロのスイングは1971年から7年にかけて、フェースを開く方向への改造が見られました。

上と下の図の右の図を比べると、シャッタータイミングが少し違いますが、スイングイメージもなんとなく違うと感じる人が多いでしょう。

果たしていったい何が違うのか?それによって何が変わったのか?一度考えてみましょう。

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| コラム | 08:46 | - | - |
GOLFWebTV#86 ドライバーのお悩み相談

ニーオープンインハワイ初日、午前10:30現在、試合はまだ進行中です。首位はパトナムが-8、池田選手は+2、他の日本人選手はプレー中です。スピースは+3でした。デシャンボーは-1でした。

それでは今日もGOLFWEBTV をお楽しみください。今日はスイングお悩み相談です・・・

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| GOLFWebTV | 10:44 | - | - |
世界の青木誕生スイングヒストリー16

週のトーナメントは、ソニーオープンインハワイ、83年に青木プロがアメリカの試合で日本人として始めて勝ったことで有名な試合です。青木プロはこの年欧州オープンにも勝っており、78年のマッチプレーと合わせて世界3勝目、メジャーでも全米オープンでの死闘が有名ですが、全英でも活躍しており、世界の青木と言われるようになりました。

今週の試合には池田、松山、小平、今平、稲森、星野、あとアマチュアでカナヤという選手が出場します。また、スピースやJT、デシャンボーといった選手、注目のチャンプという選手も出場します。

そんな世界の青木プロのスイングは、1974年当時、まだフッカーから抜け出しておらず、本人によると「計算されたフェードが打てる状態ではなかった」ということです。ということは、この時代はまだダウンでクラブが寝てしまう傾向があったということなのでしょう。

上の図はダウンですが、フェースアングルを見ると、以前よりは開いているとは言え、確かに完全に開いているとは言えないかもしれません。

しかし、シャットフェースでフッカーだった頃からすれば、かなりの進歩であることがわかると思います。

青木プロは、シャットフェースからスクエアフェース(オープン)に改造して、世界の青木になりましたが、それってそんなに大きな差があるの?ちょっとの差じゃないの?と思われる人もいると思います。しかし、それは例えば走高跳で言えば、ベリーロールから背面飛びに変えるくらいの大改造です。全く逆のことをやる、くらいの大きな変化が必要です。だから時間がかかるのです。ベリーロールだってかなり高く飛べますが、世界では通用しません。日本のトッププロが世界で戦うのは、日本でベリーロールで日本一になって意気揚々と世界に行ったら、みんな背面飛びで相手にならなかった、みたいなイメージです。ベリーロールでもかなり高く飛ぶ人は飛べるので、それで満足ならそれでいいし、しかし、更に上を望むなら背面飛びにするしかない、ということになるでしょう。また、ある人のベリーロールは、他の人の背面飛びより高く飛べる、ということはよくあると思いますが、それは個人のポテンシャルの違いであって、世界の頂点を目指すとか、自分の限界を知るという意味では、背面飛びをマスターするしかない、ということです。なぜなら、背面飛びの方が優れているからです。人間の能力を十分に出しきれる飛び方だからです。

なので、シャットフェースでフック打ちで満足するか、もっと上を目指すかというのは、その人次第だし、誰も否定できませんが、ただ、どっちが優れいているかは明確というだけです。よく、今は道具が進化し、重心距離が昔よりも遠いので、トップではシャットフェースにして、フォローではフェースを返さない云々・・・というのは、単に発展途上の人が説明したり、教えたりしいるというだけなので、それはそれでいいのですが、そういうものだということは理解して取り組んだ方がいいでしょう。クラブが長くなれば、重心距離は遠くしなければ同じスイングはできません。今はクラブが長くなったこと、チタンという素材で大きなヘッドが作れるようになり、重心距離が遠くできるようになったというだけです。昔だって、パーシモンでシャフトを長くした人はいましたが、シャフトが重すぎるし重心距離が近すぎるので、使えないクラブだっただというだけ、それが技術の進歩で可能になっただけで、スイングは変わりません。

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| コラム | 08:42 | - | - |
世界の青木誕生スイングヒストリー15

イクバックではフェースがボールを見続けているようなイメージで真っ直ぐ引く、というのは、よくあるレッスンだと思いますが、青木プロの1971年のスイングも、1974年のスイングも、確かにそういうイメージでテイクバックされているようでした。

上の図はトップ付近ですが、フェースの向きを見ると、1971年に比べて開いていることがわかります。本人の解説では、この頃は少し開けるようになったけどまだ不十分だった。ということですが、1971年とは明確に違うと言えるでしょう。

1971年は、トップでのフェースがかなりシャットだったことがわかります。青木プロの解説では、1974年のスイングはスクエアスイングへの過渡期のスイングだったということで、この2年後にスクエアスイングがほぼ完成したのが1976年、それが世界で確信を持てたのが1978年だったということです。いやはや時間がかかりますね。

そして、その後はスイングを変えることなく、年齢による自然な変化はあったと思いますが、スイングはずっと同じということです。つまり、15歳でゴルフを始め、22歳でプロになり、それから14年後の36歳でスイングの完全な完成ということだったわけです。ゴルフ漬けの生活を21年も続けて、やっとゴルフがわかったということになります。

昔、ニック・ファルドは2年の歳月をかけてスイング改造をし、全英で初メジャーに勝ったというのが話題になりました。当時は、2年もかけてスイング改造するって、スイング改造とは時間のかかるものなんだなと誰も思ったもので、そのコーチだったレッド・ヘターは一躍時の人になりました。

しかし、今思うと2年なんていうのは超短期間改造であることは、青木プロの奮闘を見れば納得できると思います。ファルドがなぜ2年という短期間で結果を出せたのかというと、1976年に19歳でプロ入りし、20歳でヨーロピアンツアー初優勝、プロ7年目の83年には年間5勝もするほどの選手に成長し賞金王にもなり、スイング改造を始める1985年までにツアー11勝、全英では7位、4位、8位、6位など、いつ勝ってもおかしくないような実力者だったからです。プロ入り3年目にして全英7位、勝ったニクラウスとの差は4打、1982年の全英では4位、勝ったワトソンとの差はたったの2打でした。

ただ、この頃のファルドに欠けていたのは忍耐で、気が短いことで有名だったのです。ミスをするとカっとなってしまって投げてしまうようなプレーでした。実際、プロ3年目にしてヨーロピアンツアーのメジャーと言えるPGAチャンピオンシップに勝っていますが、その時は7打差のブッチギリ優勝でした。なんか若い頃の青木プロに似ています。その後、いつメジャーに勝ってもおかしくない状況の中、28歳と29歳の二年間でスイング改造し、30歳で初メジャー制覇となったわけです。

青木プロは15歳でゴルフを始めて34歳で開眼しました。ファルドは、もっと早い時期にゴルフを始めたでしょうし、本気でゴルフにのめりこんだのは14歳の時だったので、ガマンのゴルフに開眼したのが28〜9歳であっても不思議ではなく、最もゴルフで実力が出せる30歳でのメジャー初優勝やその後の30代での活躍は、スイング改造の成果というより我慢の成果ではないか?スイングがどうであれ、それくらいの結果はだしていたのではないか?そうだからこそあまりに持ち上げられすぎたヘターと大喧嘩することになったのではないか?など想像されますね。確かに、実際に活躍したファルド自信よりも、ヘターの方がマスコミに取り上げられていたイメージだったし、実際、ヘターはそれでシコタマ稼いだだろうから、ファルドとしては、面白くなかったのでしょうね。ファルドは自分のゴルフスクールを始めることにしたのでした。

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