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田中 振一朗
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世界の青木誕生スイングヒストリー36

ェニックスオープン最終日、2位とは4打差の-20でスタートしたファウラーは、11番で3打目のアプローチを池ポチャし、ドロップ後におそらくプレースしたボールがグリーンを確認している間に転がりだしてまた池ポチャとなり、そのホールをトリ、そして次のホールも同様からかセカンドをミスしてバンカーから寄り切らず入らずでボギー、一気に-15にまでスコアを落とし、首位タイとなり、その後首位タイに並んだブランデンがバーディーをとって単独首位とし、ファウラーは2位にまでダウン、これはもしかしてノーマンの呪いにかかってしまったのかと思われましたが、その後2バーディーで盛り返し、一方のブランデンは1ボギーとしたことで結局ファウラーは−17フィニッシュ、ブランデンは-15でファウラーがなんとか優勝しました。松山選手は−2でラウンドし、通算-9は15位タイ、小平選手はでラウンド+4でのラウンドは72位フィニッシュでした。

それでは今日も、世界の青木誕生スイングヒストリーをお楽しみください・・・

上下の図はダウンに入ったところです。

二つの違いは、50歳の方が更にフェースが開いている点で、よりフェードが安定していたのではないかと思われる点です。

バックスイングでフェースを開くというのは、できない人にとってはとても難しいことです。初心者などで無意識に開いているといか、開きすぎている場合がありますが、普通はスライスを回避するためにシャットにしたくなる傾向があります。なぜシャットにしたくなるかというとダウンでフェースが開くからです。なぜフェースが開くかというとクラブが寝るからです。なので、クラブを立ててダウンスイングできないならフェースはシャットが正解と言えるかもしれません。クラブを立てて振るにはかなりの正しい練習が必要で、それは独学ではかなり難しく、だったらシャットフェースにした方が多くの人にとって簡単にゴルフを楽しむ方法かもしれません。しかし、多くの場合、新たな悩み、チーピンやシャンクといったことに悩むようになるので、やはりごまかしではなく正しい動きを覚えた方がいいでしょう。

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| コラム | 09:01 | - | - |
世界の青木誕生スイングヒストリー35

ェニックスオープン三日目、松山選手は-2でラウンド、通算-7は26位タイ、小平選手は+1でラウンドし70位タイ、首位はファウラーが-20、二位はクーチャーが-16、三位はJTが-15です。どうやら、やはりパワーランキング1位での優勝は、難しいようです。それでは今日も、世界の青木誕生スイングヒストリーをお楽しみ下さい・・・

昨日は、上下の図右のトップ付近での肩の回転量の差はなぜ発生したか?ということでしたが、考えて頂けたでしょうか?

上下の図は40歳と50歳という年齢の差があるので、体の硬さの差か考えることもできますが、よく見ると左足の形が違っています。結果、左のお尻あたりの回り具合に違いがあるのがわかるでしょう。40歳の頃の方が腰が多く回っていたのです。

つまり、二つのスイングの差は、バックスイングでの腰の回転を50歳の時の方が小さくしている、ということが言えるでしょう。

因みに、上の図☞がトップでの切り返し付近です。

上の図の位置では、もうダウンになっているので、左足の動きが40歳の頃とは変化しているのがわかると思います。このことにより、よりフェードを堅牢なものにさせたのではないかと思われますが、本人の解説はありません。参考にしてください。

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| コラム | 08:56 | - | - |
世界の青木誕生スイングヒストリー34

ェニックスオープン二日目、松山選手は−2でラウンドし、通算-5は25位タイ、小平選手は-1でラウンドし、通算-1は63位タイです。小平選手はライン上での予選通過でしたが、残り二日間で上位に駆け上がってほしいですね。有名選手ではミケルソン、フィナウが予選落ちです。首位はファウラーが-13、JTは-12で2位です。ファウラーはこの大会の松山選手とのプレーオフで、良すぎるショットを打ったために負ける、なんていうことがあったので、今回はなんとしても勝ちたいところでしょう。

それでは今日も、世界の青木誕生スイングヒストリーです・・・

上下の図は9時の位置ですが、二つを見比べても全く違いはないと言えるほど似ています。開眼以降、スイングをかえていないのがよくわかります。

9時の位置での特徴は、肩の回転が少ない、ということです。このあたりが腕振りと言われる所以でしょう。青木プロ自身は体を使って振っている、と言っています。

欧米のトッププロの場合、9時の位置あたりで肩が90度ほど回転している場合が多く、サム・スニードやベン・ホーガンといったレジェンド選手のスイングを見ても、この位置での肩は90度くらい回っています。なので、これは古い新しいの問題ではなく、バックスイングで体に対する腕の動きが大きいか小さいか、という違いということになるでしょう。

ゴルフを始めると、多くの人がもっと肩を回せ、という指摘を受けたことがあると思いますが、それは振り遅れてスライスするからそういわれるのです。肩を回すことで振り遅れを防ごう、ということです。しかし、青木プロのようにあまり肩を回さなくても良いスイングはできるし、ハイレベルなゴルフもできます。現在のプロツアーの世界で世界のトップレベルに行けるか?と問われたら、それは難しいだろう、と思いますが、一般の皆さんがゴルフを楽しむという意味では、肩の回転よりも腕の使い方を知る方が、簡単に上達できるであろうことは間違いないでしょう。しかし、だからと言って手打ちを覚える、ということではなく、青木プロも自分はしっかり体を使って振っている、と言っているように、正しい体の使い方、というのは必要です。バックスイングでのこの位置で、90度くらいの肩の回転が絶対に必要ではないということは言えるでしょう。自分は肩が回せない、という人は、回さなくても良いスイングはできるので、肩の回転は忘れてダウンからの動きを研究しましょう。

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| コラム | 09:20 | - | - |
世界の青木誕生スイングヒストリー33

週のトーナメントは、週末には50万人ものギャラリーが訪れることで有名なウェイストマネージメントフェニックスオープンです。この大会は松山選手が2016,17と連覇している相性の良い試合です。松山選手は先週も3位と上昇気流に乗ってのこの大会ということで、パワーランキングも上位だろうと思ったら、やはり上位、というか1位でした。ちょっと1位は勘弁してほしいところですが、パワーランキング1位での優勝というのは珍しいことですが、先週のファーマーズではローズが1位で優勝したので、今週もその流れで松山選手が1位で優勝してパワーランキング1位が二週連続優勝という超レアパターンを実現してほしいですね。この試合には小平選手も出場しますが、まずは予選通過がどうなのか?日本に帰国出場した日本のメジャーでは軽く勝った選手だけに、あまり予選落ちを続けてほしくはないところです。それでは今日も、世界の青木誕生スイングヒストリーです・・・

青木プロのセットアップは82年も10年後も、ほとんど変化していませんでした。

上下の図はテイクバックですが、これらを見比べてもほとんど変化していないのがわかるでしょう。全く同じと言っても良いほどです。

青木プロのスイングの特徴は、まずセットアップでラージY型であることです。なので、背骨もほぼ垂直にセットしています。このブログでは骨盤からの右傾斜を推奨しているので、青木プロの場合とは異なります。現在の世界のトッププロを見ると、ラージY型はあまりいないように感じます。現在のトッププロと青木プロのスイングで大きく違う点が一つあって、それは追々説明しますが、その違いがセットアップの違いにつながっていると言えるかもしれません。

テイクバックを見ると、グリップエンドが右太もも右と重なっています。これはアーリーコックタイプのスイングであり、肩の回転というよりリストの動きを優先したスイングであることがわかります。

青木プロは、ダウンスイングでクラブが寝ていたスイングから、立てて振ることができるようになって世界で戦える自信ができ、そして実際に活躍しました。クラブを立てて振るということと、アーリーコックかレイトコックかということは、全く関係ないことがわかると思います。それは飛距離への影響がある違いです。スイング法にはいろいろありますが、それぞれほ方法の目的を理解して練習するようにしましょう。なぜそれをしているのか?それが大事ですね。

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| コラム | 10:03 | - | - |
世界の青木誕生スイングヒストリー33

週のGOLFWebTVは、アマチュアゲストの嶋本さんのダウンスイングです。タイトルは「ダウンスイングでやらされること」です。ちょっと変わったタイトルですが、実はダウンスイングではやらされてしまっていること、というのが結構あります。何にやらされるのかというと、クラブの動きにやらされるのです。例えば、クラブが遅れるからリリースをやらされる、クラブがインサイドに倒れるから手を前に押さされる。そしてシャンクになる。みたいな、そうせざるを得ない状況になっていることがとても多いのです。果たして、嶋本さんは何をやらされていたのか?お楽しみに!

青木プロのスイングは、結局のところ、ダウンで寝ていたクラブを立ててふることができるようになり、世界で戦えるスイングになりました。クラブを立てて振るというのは、正しいレッスンを受けなければ普通はできません。私はそのためのレッスンをアメリカで受けたのでできるようになりましたが、それを知らずにはできなかっただろうと思います。青木プロの場合は、そういうことを自分で考えてできるようになったのが世界レベルの人、ということになるともいえるのかもしれません。

上の図は1992年、青木プロが50歳の時のスイングです。下の図は40歳、つまり、上の図はスイングが完成してから10年ちょっとの時間が経過したスイングということです。

二つを比べると、全くと言っていいほど変化していないのがわかると思います。(正確には、92年の方の左グリップは、少しだけストロング方向に深くなっているのではないかと見えます)セットアップは全く同じ、テイクバックも全く同じだと思います。テイクバックの特徴は、おそらくクラブヘッドから動かしているのではないかと思われます。

テイクバックには、いくつかの方法があると思います。クラブヘッドから動かす、腰から動かす、肩から動かすなど、いくつかのオプションがあるでしょう。どの方法がベストなのかは、各自のフィーリングに寄ると思います。やりやすい方法で良い、ということです。ただ、腰を右にスライドさせるような方法は、軸が変化してしまうので、1センチ程度なら問題ないかもしれませんが、大きな動きはやめた方がいいでしょう。ポイントは一つだけ、軸が動かないことです。右腰が右に流れると軸が逆転するので良くありません。軸が多少右にずれる程度なら問題ないですが、逆転はいけません。それを覚えてしまうと修正に5年はかかります。え〜〜と思うかもしれませんが、青木プロのスイング変化を見れば、どれほど時間がかかるかが想像できるでしょう。

上級者であればあるほど改造には時間がかかります。大雑把に大胆に変えることは、数か月でできますが、それが定着するまでには3年とか5年といった年月が必要になる、ということを理解して取り組みましょう。

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| コラム | 10:24 | - | - |
世界の青木誕生スイングヒストリー32

日は火曜日なので、世界ランクが更新されています。先週の世界ランクポイント対象試合は全部で4試合、ファーマーズインシュランス(60)オメガドバイデザートクラシック(46)その他でした。今週の世界トップ10は・・・

ということで、デイが久々にトップ10に返り咲いていました。そして、タイガーは12位に上昇、もうすぐトップ10、ドバイで勝ったデシャブーは5位のままでした。今週の日本のトップ10は・・・

というわけで、松山選手が26位に上昇、久々に上昇しました。流石にこれ以上の後退は許せないところでしょう。小平選手はトップ50から陥落、その他の選手も下降傾向でした。それでは今日も、世界の青木誕生スイングヒストリーです・・・

今回ご紹介してきた青木プロのスイング改造ヒストリーでは、フッカー時代からフェードヒッターになるまでの変化を見てきました。フィニッシュを見ると、かなりのイメージ変化がわかると思います。71年は若さが漲っていて、必死でやってる雰囲気ですが、82年のスイングでは余裕のようなものが感じられますね。

82年以降、青木プロのスイングは技術的な変化はない、と言っています。つまり、もうスイングを変えることはなくなったわけです。ただ、ホールによって多少のアレンジはしているそうです。

これらの変化から、日本の青木から世界の青木になった重要なポイントは何かというと、フックしなくなったことです。フックにはタイガーも泣かされてきましたが、やはり、大舞台での特殊な状況で発生するフックは、それを経験した選手でなければわからないものがあると思われます。

青木プロは、その痛恨のフックを絶対に打たないためにスイングを改造し、そして成功して世界の青木になりました。そのためのスイングの技術的な最も重要にして重大な改造が、クラブを常に立てて振ることができるようになった。若い頃はクラブが寝ていた(本人談)ということです。クラブというのは、何気に振れば寝ます。立たせて振るのは大変な練習が必要です。なので、わざわざ寝かせる練習など必要ありません、だって、誰ても寝てるんだから、まずはそこが理解できるか?そして、それが理解できたら立たせて振るにはどうすればいいのか?を考えて練習すればいいわけですね。

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| コラム | 14:55 | - | - |
世界の青木誕生スイングヒストリー31

ァーマーズインシュランス最終日、松山選手は-5でラウンドし、通算-16は3位タイフィニッシュでした。タイガーも-5でラウンドし20位タイフィニッシュ、優勝はローズが-21で逃げ切りました。二位は上がり4連続バーディーのアダム・スコットが-19でした。ラウンド後のインタビューで松山選手は「スイングをこうしたら良いんじゃないかと思ったことをやったら良かった」と言ってました。

青木プロは、ゴルフを始めた当初、大きなスライスしか出ませんでした。それは野球のスイングの影響でした。そのスライスを直すため、「どうせ曲がるんなら腰を止めてやれ」と思って下半身を止めて手でスイングするようにしたらボールは左に曲がったということです。なので、スライスに悩んでいる方は、足腰を止めて手だけで振ればスライスは直る可能性があります。

しかし、そうなると青木プロ同様、今度はフックに悩む、ということになるかもしれません。上の図二つのスイングを比べると、82年は腰のその場回転によって回転しているのに対し、71年は腰がブロックされていて回転していないのがわかると思います。ほぼ腕だけで振ってるイメージです。これでも優勝できるレベルのゴルフができたわけです。なので、運動神経があれば、それでも高いレベルのゴルフができるということになります。

しかし、青木プロは国内で強いレベルでは満足しなかったので、スイングを更に極めて行きました。71年のスイングは、いわばフックという爆弾を背負ってプレーしている状態です。しかし82年のスイングは爆弾を背負っていません。そうなるとスイングではなく、ゲームに集中できるようになったと思います。絶対にフックさせない、左は絶対にダメだ、左には行かせない、そういう気持ちを持たなくてよくなったわけです。どう攻めるか?そこだけに集中できるようになったことで、本当の意味でゴルフというゲームを楽しめるようになったのではないかと思われます。まるでテレビゲームでもやっているかのようなイメージです。

誰だって、そうなったらどんなに楽しいだろうか?って思いますよね?そんな心からゴルフを楽しめる日が来ると信じて、今日も頑張りましょう!

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| コラム | 08:34 | - | - |
世界の青木誕生スイングヒストリー30

ァーマーズインシュランス三日目、松山選手は+1のラウンドとなり、通算-11は6位タイに後退、首位はローズが−18、2位はアダム・スコットが-7でラウンドして通算-15、3位はラームが-14などです。タイガーは通算−5で48位タイです。首位が-18なので、通常なら-12までが逆転圏内です、なので松山選手に逆転優勝の可能性はありません。しかし、首位が飛びぬけているので、ローズが崩れるようなことがあれば、2位の-15からの6打差は-9までにチャンスあり、ということもありえなくもないので、僅かな希望は残されている、といったところでしょう。

プロになった頃の青木プロは、グリップはベースボールグリップで左親指をシャフトの上にさえ乗せていませんでした。また、足は二度もバタバタ踏み変える癖がありました。その後、足を止めてグリップを直すなどしてフッカーとなり、フェードに取り組むなどしたものの、64年のプロ入りから14年もかかってようやくフェードをマスターしました。

上の図は82年のフォローですが、以前はフォローに伴って腰が左に流れていたところ、82年のスイングではその場回転して流れていないことがわかります。

このブログでも、当初から腰はできるだけ水平回転が理想、ということを書いています。腰の動きで最も良くないのは、振り子のような動きと言えばいいでしょうか、バックスイングでは右腰が右に突き出る、フォローでは左腰が左に突き出る、といった動きで、そうなるとバックスイングでの背骨は左に傾き、フォローでは右に傾く、ということになります。すると、肩の傾きとしては、バックスイングで左肩が落ち、ダウンスイングでは右肩が落ちる動きになります。いわゆるギッタンバッタンです。こうなると、ダウンスイングでクラブが寝てしまい、バランスを崩してミスが出やすくなります。仮にクラブを立ててスイングできるようになっても、何かの拍子に左腰が流れ、右肩が僅かに落ちてしまうようなエラームーブがでるだけで、クラブが寝て思わぬミスになったりします。なので、腰の動きはとても重要なのですが、腰の動きの練習というのは、ほとんどの人がやっていません。

実際のところ、腰の動きを修正するのはとても難しく、意識してやろうとすればミスにしかならないのでできません。なので、正しい動きをドリルで繰り返し、スイング中に意識の一部を腰に持っていくことで正しい動きに近づけていくのが良いでしょう。少々のミスは我慢し、しかし、無理せず何度もトライする、そうすれば、いつかはできるようになります。諦めたら一生できません。

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| コラム | 10:46 | - | - |
世界の青木誕生スイングヒストリー29

ンディエゴで開催されているファーマーズインシュランス二日目、松山選手は−6でラウンドし通算-12で単独二位、小平選手は+2でラウンドして通算+2は123位タイで予選落ちでした。タイガーは−4で47位タイ、首位はローズが17Hを終えて-15で単独首位です。

上の図はフォローですが、下の図に比べてローテーションが増えているのがわかると思います。71年はローテーションを抑えていましたが、82年は自然にローテーションしています。

71年と82年の違いは、71年がフッカー、82年はフェードということです。

よく、ローテーションすると左にひっかけてしまう、引っ掛けてしまう気がしてできない。ということがあります。それは、ダウンでクラブが寝てるからで、正しく立てて振れるようになると、しっかりとローテーションすることができるようになります。

クラブが寝る人というのは、基本的にクラブがインサイドから入り、フェースがターンして引っ掛けるのですが、クラブを立たせるたには、現状よりもかなりアウトサイドインに振る意識が必要になります。ということは、現状よりもかなり左に振って、かつ、フェースもローテーションさせる、というと、とんでもなく左に行く気しかしないものです。もちろん、クラブが寝てしまう人は、フェースをシャットにしておきたいので、その状態からそうすれば、当然左にしか行きません。

なので、青木プロもそうしたように、トップでフェースを開けるようにならければいけません。そうして初めて帳尻が合うのですが、それができないと左にしか行きません。スイングは、それだけの単純なものではなく、頭の動き、腰の動きなども影響するので、そういう様々な要素を調整しなければ完成されたスイングにはなりません。つまり、自然なクラブの動きでボールを打つことはできない、ということです。

そういうことを自分で考えて成し遂げたから世界の選手になれたのでしょう。稀にそういう選手がいますが、そういう選手のアドバイスをもらえる位置にいる人は、是非、アドバイスをもらったほうがいいだろうと思います。

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| コラム | 09:19 | - | - |
世界の青木誕生スイングヒストリー28

週のトーナメントは、ファーマーズインシュランス、サンディエゴのトーリーパインズゴルフコースで毎年開催されている試合です。ノースコースとサウスコースがあり、予選で二つのコースを回り、決勝ラウンドはサウスコースで行われます。難易度はサウスの方が高いので、ノースでスコアを伸ばし、サウスでは耐える、という展開にしたいところです。サウスは海側なので風が強く、風が吹くと非常に難しいコースになります。松山選手と小平選手は初日ノース、タイガーはサウスを回ります。それでは今日も、世界の青木誕生スイングヒストリーです・・・

青木プロのスイングは、一見僅かな違いでしたが、実は大きな差があって、その差は自信の差につながっていました。そして、改造は二か所を一か所ずつ調整しながら行うということでした。

上の図右はインパクトですが、下の図との大きな差は左腰のポジションで、左足の角度の違いからその差がわかると思います。

その他にも微妙な差がありますが、この腰の回転の変化とフェースの動きを変えたことが大きな改造で、二つの改造が出来て初めて効果が活かされるということでした。

これらの改造によって、青木プロはゴルフやスイングに開眼し、世界で戦える自信も持つことができました。ベン・ホーガンにも同じような瞬間があって、ベン・ホーガンも25年ほどスイングを追求し続けて、改造し続けてやっと、真のチャンピオンとしてのスイングを得たと確信した、と語っています。

青木プロのスイング改造は、走高跳に例えれば、ベリーロールから背面飛びに変えるくらい大きな改造だったと言えますが、71年と82年のインパクトを比べても、それほど大きな違いには見えないところがゴルフの難しいところです。見た目にはそれほどの違いに見えないのに事実はそれほど大きな変化があるわけで、ベリーロールでも日本のトップになれるけど、世界に行ったら背面飛びでないと話にならない、というイメージです。なので、逆に普通にゴルフを楽しむだけなら、ベリーロールでもいいし、はさみ飛びでもいいし、なにも背面飛びができなければならない、ということもいえるでしょう。なので、ベリーロールを教えている人もいれば、はさみ飛びを教えている人もいて、背面飛びを教えいてる人もいる、というイメージです。楽しむだけならどれでもいいけど混ざると大変です。

しかし、実は背面飛びははさみ飛びの進化形なので、はさみ飛びを追求していけば、最も高く飛ぶ飛び方がマスターできるところ、多くの人がベリーロールを覚えようとする、なぜならその方が簡単だったりとっつきやすかったりするから、っていうのとスイングの上達過程もなんか似ているかもしれません。

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